家猫になるに辺り街に未練を残してる猫とそうでない猫がいます。なんだよう、外に出たくないよう。野良生活がそこそこあるのに街に一切の未練がないがない参瑚。もうすぐ家猫10周年ですけど、保護直後から環境の変化にビビりつつも全く外への未練はないのでした。街の風景によく馴染んでいた参瑚。ベビーフェイスですし愛想がよければ街の人たちに可愛がられてどこかの家猫になってたと思いますが、これで参瑚は心を許した人間が私と他数名くらいで、まず最初に面倒を見てた人が母ちゃんたちを保護して引っ越した（伝聞）以降は、そういう心の拠り所をなくしてしまったのかもしれません。状況的に誰かのお宅の敷地などで何とかお世話されてたのは間違いありません。ただ、そういう方に参瑚の事を聞いても似たような茶トラ猫が来てたかもしれないと個体識別ができるまでは行かず。兄弟と決別し、縄張りを流離う中で参瑚は何を求めていたのか。釿汰は街というより街の人たちに未練がありました。参瑚の場合は特定の通いの家を持たず、外でつらい目に遭った末の保護だったので一層です。参瑚としては、母ちゃんがいなくなってしまった時点で街そのものには未練がなかった、もしくは、母ちゃんが帰ってくるのを待っていたのかも知れません。ただ、野良時代の参瑚の目を見てると、母ちゃんへの感情が全部こちらに向けられてるのかなとも感じるのでした。
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ふるさとに未練のないやつ 20251228
ねこ画像
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