子猫と脱水 20240625
だいたいの場合、保護される子猫はその時点で絶食だったり虫に食われてたりで健康状態がよくなく脱水してます。足を怪我して絶食状態だったらしく体がカラッカラだった2022年秋の保護預かり子猫・橙摩。これでも目鼻が綺麗なので状態は良い方です。締め切ったトラックの荷台に乗ってたとのことなので、野晒しにされず虫などの被害を受けなかったゆえですね。子猫特有の丸っこさや毛艶がない時点で状態が悪いのはすぐわかりますけど、やはり子猫でも毛皮を引っ張ってすぐに戻るかで脱水の状態を確認できます。自力で食事できる子猫であればがっつたり水をがぶ飲みしますが、子猫の時期によっては胃腸が育ち切れておらず食べ過ぎて下痢をするという局面にもなります。回復途中の橙摩。もちろん自力での食餌も大事ですが、基本はまず病院です。前にも書いた通り、子猫への輸液・点滴は少量になるため、自家輸液より病院でやってもらった方が効率的ですし安く済みます。点滴に栄養剤や薬なども入れる処置もできますし。回復中の橙摩。橙摩は10月に保護預かりした子猫だったのでそこまでひどくなかったですが、これが夏だったら命に関わっていたかもしれません。夏は水分や体力を奪われますし、とにかく虫がかなり凶悪です。最近の猛暑でノミもえげつなく強くなってるようで、そういう面でもなかなか外の猫をとりまく状況はよくないように感じます。皮下輸液中の橙摩。自宅の輸液だと薬や栄
コメント