猫が肉を食べる技術 20240508
我々が当たり前にしている事でも、体の多くの機能を動員しています。食べるのだって歯・喉・胃が痛いだけで随分と動作が落ちてしまいますね。猫がシニアになり落ちてくる機能はやはり口内環境。特に野良上がりは宿痾と言っていいと思います。釿汰は猫エイズ由来の喉付近の炎症である口峡炎。暁璘は外傷由来と思われる左顎関節痛。チャー坊も歯肉炎がありました。痛みの按配はその猫にしか解りませんが、二人三脚で色々やった結果、「固形物は平たく薄いもの」「飲み込み系は口の高さに持っていく」この2点が食べるのが楽というのが解りました。水や液状のものは口元でなくても大丈夫。痛みが強い時は高さを出したほうがいいようです。もっとも、通常時でも顔の高さであげた方が猫も楽ですね。そして手であげる事はコミュニケーションでもあります。釿汰は生命線のひとつである馬刺しを手から食べる時にガッと噛みつきにくるため、最初の頃はよく私の指を巻き込んで噛む事もしばしばありました。そうじゃないだろとその都度注意して、割り箸やスプーンを用いた所、箸ごと噛むというのがさらに痛かったらしく、ちょうどいい按配で馬刺しを食べる加減を覚えました。今は絶妙な加減であぐっと私の手から指を噛む事なく馬刺しを直接食べています。おっちゃんは食べるのがへたくそなのです。ボクを見習えなのです。翡文も最近、大きな馬刺しを私の手からそのまま食べるようになりました。前は大き
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