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別れを教えてくれた猫 20231123

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2018年に麿白の腎不全が発覚、そこが投薬と療法食で落ち着いてから前住居付近へ足を運ぶのを再開しました。しかし、行けるのは週末と休日の早朝。体調がいまいちな時と雨の日は行かないのでやはり毎週とは行きませんでした。そこで約2年ぶり?に出会えた白サバ姉さん。再会してからは忘れずに見かけたらすぐに歓迎してくれました。猫観察をはじめた猫溜まりには、2013年からそこにいた灰白さんと茶ブチさんの姿が!だいぶ数は減ったものの、見知った顔がいてくれました。そして彼らは当然こちらを覚えてませんでした。さて、その中で、ある脇道に佇みこちらを見つめる1匹の黒猫が。おお、お前も元気だったか。この黒猫は…。2016年当時、ここに居て道行く人々に可愛がられていたサビ猫ばあさんと一緒にいた黒猫でした。私が初めて会ったのは2014年。その時からこんな風体の高齢猫だったのですが、2016年まで頑張ってこの路地にいたのでした。色々な人に可愛がってもらってケアはされてたんだと思います。飼い猫だったのかもしれません。その黒猫は、こちらを見つめたまま。ああ、サビ猫婆さんはもう居ないのか。この黒猫は、サビ猫婆さんに会いに来る人にそんなメッセージをずっと送ってたかのようでした。2023年現在、あの街の人たちと話すと口を揃えて「ほんと野良猫がいなくなった」と言います。つまりは猫が多く居た時代があるからこそ出る言葉。2018年頃

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