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猫の魂を預かる 20230610

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私と猫の縁は、前に住んでたある住宅街の縁でもあり、基本的には私が自ら保護した猫たちを「あの街から託された存在」として共に生きたり、世話人に託された猫のその最期を看取ったりしています。ただ、例外がいます。まずはオス三毛猫王子様猫の翡文。前住居の縁でもありますが猫ボランティア仲間に託された後にそのままぶん投げられて我が家にいます。とはいえ、てんかんの投薬や諸々のケアを含めて、翡文は私でないとおそらくは無理。翡文が何より、私に魂を託してくれてるんですね。枠数の問題もあり、依頼者に相当な義理があるかよほどの縁がない限りは原則成猫は預かれませんが、翡文のこの魂の預けっぷりからもううちにずっといろという。思えば、麿白先生の腎不全で一日二回の投薬が始まったのが2018年春、そして一日二回の翡文の抗てんかん薬の投薬が始まったのが2019年7月。そして前住居付近に全く縁がないうえにただ単純に「衰弱した子猫」という事で預かった曉璘。預かってみたら子猫どころか猫型白たぬきだったという顛末でしたが、保護預り当時の角膜炎や内臓のボロボロっぷりもあって先は長くなかろうとうちに留める事にしてはや6年目。今では我が家に必要不可欠な存在になりました。里親になりたいという人もいたんですが、それは断りました。顎に大きな負傷の跡があった上で腎臓の数値がしばらく怪しくて健康状態がどうなるか解らなかったのと、曉璘がどう見ても

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