当アカウントをいつもご覧頂いてる方には、猫たちの表情は非常に豊かである事はご存知でしょうが、猫馴染みのない人には同じ柄の猫の見分けがつかないのと同様に表情も読み取りづらいのではないかと思われます。長年、住宅街でボス猫だった11歳の釿汰。人間で言えば還暦過ぎでしか出せない渋みがあります。これはその三白眼のボス顔モード。他猫が目の前にいるとこういう顔になります。膝上マッサージでご満悦モード。私の前ではこの顔が一番見せていると思います。甘え順番を他猫に待たされてスネ顔モード。このしょっぱい表情の機微が見えますでしょうか。野良時代にお世話になった人に数年ぶりに会えた後の嬉しい表情。目の輝きが増してヒゲ袋がいつもより膨らんでます。持病の喉の炎症の痛みで弱気になっている表情。身を縮め黒目がちになり目の輝きがなくなっています。こういう時は入念にケアをして膨らまします。他猫、特に目下の猫への警告をする表情。黒目がちですが目ヂカラがあり、体をやや膨らませてます。それに怯える目下の猫こと翡文。耳がぺたんこになり猫背が伸びてます。しかし、目を反らさないのは翡文がビビってないのです…と虚勢を張ってるが故です。猫の表情の機微の幅は、その猫が生きてきた年輪でもあります。プライドが高い猫ほど表情を崩しませんが、それ故に目の力の有無などではっきりとその環状を表現します。
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