魂の委ね方 20230228
我が家の猫たちはそれぞれに出自があり、甘え方もそれぞれです。我が家で最も全身全霊で甘えてくるのは曉璘。魂ごと委ねてくるのは、瀕死から療養を経て回復したのも去ることながら、心が大変に傷ついてた所を我が家で満たせたからではないかと思ってます。当初から病院も投薬も問題なかったですけど、やはり甘える事に対してはどこか迷いがありました。その視点で当時の曉璘を撮っておくんだったなと今になって思います。その全身全霊で来るがゆえに他猫たちをある意味ないがしろにしてしまう面があり、そこは調整せねばなりません。麿白先生や時雉や参瑚は他猫の存在が当たり前になっており、その関係性がある故に曉璘のようにフルスロットルで甘えるのは限定的です。そういう時間は都度設けなければならないと気を遣ってるつもりではありますが。甘える事ができるというのも、生きるための重要な能力ですね。そうしたいけども、それを堪えるボス猫の性(さが)。魂ごとという意味では釿汰も負けてはいません。たぶん、この家にふたりきりだったら釿汰はずっと自分から離れないんじゃないかというくらいですが。立っての抱っこを拒まずにずっと身を任せるのは我が家では釿汰のみ。その身の委ね方にそれまでの猫生経験がでて、委ねる魂みたいなものは猫ごとに全然違います。保護直後の翡文や曉璘のように、そこを満たす事ができればその後の猫生の魂の在り方や委ね方は満ち足りたものになる
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