猫たちの食と記憶 20221202
現在は曉璘が不調からやや改善、釿汰が喉の炎症の悪化の周期で対照的になってます。曉璘は小粒のフードをあむあむと食べ、しかもなぜか子猫用フードの食いつきがよいというシニア子猫っぷり。一方、釿汰は痛みに怯えておっかなびっくりで最初の一口に時間がかかりますが、比較的その一口をスムーズにさせるものがあります。それが缶詰のフード。缶詰を開ける「パキッ」という音で目の色が変わります。野良上がりの猫はそれだけこの音と食欲の結びつきが強いんだと思われます。思えば、それはかつて終末ケアを我が家で過ごしたツワモノ猫たちも同様。四護も馬刺し、ローストビーフは好物でしたが、最期のほうは安い缶詰を好むようになっていました。それは幼き頃、若い頃に食べ慣れたものだったからだと思います。それはつよしも同様。今は猫の缶詰のフード自体減ってきてますけど、つよしや四護、釿汰の世代は缶詰だったのかなと。曉璘の子猫フードというのも、ひょっとしたらそういう記憶の想起があるのかもしれません。食べたいものを食べてまずは生命力を養う、それでいいのではないかなと思います。我が家の他の猫だと、麿白先生は皿とはさみを出すと「ふむ、お肉だね」とすっ飛んできて、時雉と参瑚は容器に入れたカリカリの音で目を覚まします。翡文はそういうわかりやすい合図はないですけど、「ケージに戻って」という呼びかけが好物の合図なので反応します。人間も同じで、こういう
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