オス三毛王子様猫、ちょんまげ王子になる　20221008

洪水の修繕工事では直接影響がなかった療養部屋のふたり、釿汰と翡文のBoss＆Prince。おかげで最近ボクの出番が少ないのです。由々しきことなのです。ブツブツ。こないだ居間のエアコンのドレンホースが詰まって水漏れした際に、業者のおっちゃんから乾湿両用バキュームクリーナーというものの存在を教えてもらったのです。それがあれば洪水の片付けもあんなに時間遣うことも疲れることもなくだいぶ捗ったのです。ブツブツ。後段は代弁してもらいました。庭付きの戸建てに住んでて車を持っててそれを知らなかったのもこちらの不勉強でもありますが、さておき。ようやく静かになったか。でも廊下がなんか妙だな。浸水は廊下に及んだので、そこだけパンチカーペットが変わってます。あと、釿汰もこちらの余裕を察したのか、久しぶりに膝に乗ってきました。事情は解らずとも何かしらそういうこちらの気分や空気を鋭敏に察します。釿汰の乗ってる脇でコロコロ転がる翡文。そこに釿汰のしっぽが翡文のちょんまげ状態に。なんなのです、ボクをからかおうったってそうはいかないのです。しかしついつい手が出てしまう翡文。今までこれでガブッと言って二回キレられてます。でも、なぜか釿汰もからかうという。さてはお前らなかよしだな。…しまったのです、これはまたおっちゃん2号の罠なのです。ほれほれ小僧、どうした。ちょんまげ王子にしてやるぞ。ふたりになってからというもの、距

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