モテる猫の気遣い 20220702
当アカウントの外に生きた猫たちの中で、近隣住民にめちゃくちゃ愛された猫たちがいます。13年地域で生きたつよし。借家の多いこの街で、引っ越した後もつよしにわざわざ会いにくる人が複数いたほどの人気者だった彼ですが、こだわりがありました。それは、ひとつの場面では一人の人にしか懐かないこと。そして、その局面に複数の人がいてその人達が談笑などをしてたら甘えないこと。つよしなりの気遣いだったのか。別の町界のアイドル猫・釿汰も同じでした。世話人の方も、釿汰が別の人に懐いてる所に遭遇すると、何故か釿汰は物凄く気まずそうな顔と態度をしていたそうです。猫の心理として「浮気が見つかった」みたいな感じなんでしょうか。つよしと釿汰みたいに人間に近い性格の猫が揃ってそういう反応をするのは興味深いものがあります。そして釿汰も、一緒に散歩してて私が住民に挨拶して立ち話してると待ってはいるものの非常にそっけなくなるのでした。四護はそんなことはなく、自身が複数の人達に可愛がられようが堂々としてた気がします。この辺りも、猫の王たる余裕だったのか。これはオスとメスでもなんとなく違いがあるようにも思います。そこまでアイドルだったメスというのがあいそちゃんこと白サバ姉さんくらいしかいないのですけど、若い頃は住民と立ち話してるとそっけなくて、終わると不機嫌になって攻撃してくるなんて事が何度かありました。「ワタシだけを見ててよ!
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