猫の「環世界」 20250823

最近はよく「環世界」についての本を読んでます。「環世界」とは、生物は種ごとに違う身体能力や感覚器官で世界を認識しており、そこから知覚されるそれぞれの世界のことです。猫は人間に近い環世界の中にいるからここまで寄り添って生きてるとも言えますが、単純化すれば視覚は人間よりも遠くは見えなくて色数は少ないけど動体視力などはめちゃくちゃ高い、みたいな所です。感覚というとどうしても五感のような割り切り方をしてしまいがちですが本当はもっと複雑で、聴覚が実はもっと別の感覚と隣接していたりそれぞれが五感では言い表せないものを含んでいたりますね。人の中でもそれぞれ感覚は違いますし、そういう意味では個人個人で「環世界」はあり、それは唯一無二といえます。それは猫も同様で、当アカウントだと四護が150mくらい離れたところから立ち止まっている私を見つけてずっと歩いてきたりします。普通の猫だったら考えられない事ですね。なお、遠くにいても「足音で気づかれる」というのはままあるようです。どうしても人間はその世界認識を猫に当てはめて語ってしまいますが、家猫であってもそれぞれに違う「環世界」があると感じています。暁璘なんてどういう世界に生きてるのか。たぶん時間の流れがとんでもなくゆっくりなのではないでしょうか。一口に環世界と言っても、こういうふうに時間の概念や、もっと言うとその自分の未来であったりとか、また別の生涯みたい
コメント