猫への皮下輸液のことなど 20250727

今まで療養猫にはほぼ自宅での皮下輸液をしてきました。これからもみな最期に向かう猫にはやることになっていくと思います。当然これは猫側もじっとしてないといけないので、投薬と同じく猫が療養であることを理解した猫と人との協働作業になります。やりやすいか否かはその猫次第。人と猫との相性次第とも言えるかもしれません。我が家で皮下輸液をした猫たちの中で「うまくいかなかった」のは、初めての終末期の猫の療養で私が不慣れだった黒皇くらい。それ以外の猫たちは、納得して受けてくれていた感じです。やや例外だったのは時雉くらい。輸液をしてた頃はまだそこまで体力が落ちてなかったので時雉も理解できなかったのかもしてません。ただ、時雉もキャリーに入れればおとなしくうけてくれていました。猫の毛皮に針を刺すわけですけど、年齢やそれまでの生涯での負傷箇所などで毛皮が固かったり皮膚も固かったりで個体差があります。その中で、やっていくうちに皮下輸液で楽になると理解してリラックスする事も多くありました。すると不思議なことに、猫側がリラックスや輸液慣れすると、輸液の入っていく速さがあがるんですね。皮下なので毛皮が緩むからなのか。やや緊張してた時雉はやはり輸液パックから落ちるスピードは遅かったように思います。ただこれも私の気のせいかもしれません。猫と人が共同して前向きに取り組めるのが療養生活の理想だなと思うのでした。//pagea
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