猫が象徴するもの 20250427

創作物などで猫は自由きまま、束縛なし、愛すべきものの象徴とされるのが一般的か大多数と思いますが実際は(日本においては)そうでもありません。なぜ半年に一回3〜5匹も出産するのかというとそれだけ猫には死がありふれてるからです。たとえばこれが原種に近い砂漠に近い地域、湿度が低くてネズミが人の生活を脅かしやすい国などであればまたこれは違う意味を持つと思いますが、今の日本ではそういうイメージと実際は差異があるように思います。日本だと、他の大型猫科動物に馴染みがないというのも大きいかもしれませんね。ここ数年で気候条件が大きく変わり、野良猫が生きるのもさらにしんどくなりました。天候だけじゃなくて、寄生虫もかなり強いのが生き残ってきてるんですね。一昨年くらいから「今年のノミはヤバい」みたいな話は動物病院でもよく耳にしました。あと、最近では野山の近いところではマダニ感染症の発生もたまに聞きます。野良犬がいなくなったのは、感染すればまず人も助からない狂犬病の影響です。気候変動の影響で、もし外の猫が人と共通の感染症を媒介するようになってしまったらますます外の猫のあり方が変わってきてしまいますし、その可能性もゼロではありません。新型コロナでも大型猫科動物から感染したみたいなニュースがありましたが、そういう出来事でパニックになるのが一番危険なように思います。日本ではニホンオオカミが絶滅し、野良犬がそういう扱
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