野良猫の過酷さは知ってる一方で、では一般的な飼い猫・家猫になれますよという場合に猫になりたいという人は多いんじゃないでしょうか。いいよなあ猫は…と思いがちですね。「猫は三歳児の知能」と言われるけど、今の記憶と知能を保持して猫になれたらそれは理想かというとそうは思えません。人間と猫の違いは何だろうと思うと当然ですけどその身体上の機能です。体が痒くても凝っても、猫はせいぜい後ろ足で届く所か、前足で顔を拭うか、舐める事しかできません。人間の一番のアドバンテージはなんといっても手と指先で、猫が人に懐くのもその手と指への憧れから来るんじゃないかとすら思います。猫たちが甘えるのもまずは「俺の前足じゃ届かないんだ。お前の手なら届くんだ。だから頼む」という事なのではないでしょうか。この手は、この指は縁ある猫たちを撫でる為にある。ブラシをして体を拭き薬を飲ませ目薬を刺す為にある。それをいうと他の動物たちもそうですね。そのかわり猫はおっさんやじいさんになっても見た目変わらず愛玩の対象です。それはずるいなと思う一方で、でもまあ前足は歩くのと体支えるのと顔拭くのとウンモやNyouの砂かきくらいだもんなと思うと、やっぱり人間でこの手で撫で続ける方がいいなと思うのでした。//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js
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猫になりたいか? 20250420

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