アニコムの「家庭どうぶつ白書2019」から猫の診療費を愚考してみた

しばらくお休みをいただいており、まだ少しかかりそうなので、読むのにめっちゃ時間がかかりそうなネタをどうぞ。 猫の診療費の話。 ペット保険大手のアニコムの「家庭どうぶつ白書2019」を見てみたので、猫の診療費についてちょっと愚考してみた。(以下、白書と略記)※ 2020年以降の白書には2019年ほど詳しい診療費のデータの記載がなかったから 2019年と多少古い白書を参考にした。とりあえずこれだけ、っていう話を先に書いておくと、 ▷ 白書に記載されている1頭あたりの年間診療費の平均値が、 糖尿病で321,831円、慢性腎臓病(腎不全含む)で272,598円等、 高額な疾患がある。 ▷ 申請の多い慢性腎臓病、糖尿病、膵炎、甲状腺機能亢進症、心筋症は 年間の診療回数も多く、 診療費も高額になりやすいと思われる。 怪しいより妖しい解析によると、年間100万円越えもあるかも。 ▷ 猫は、泌尿器系を痛めやすく、歯周病になりやすいようだ。 噂通りか? ▷ 申請の多い疾患TOP20で 申請した猫の頭数を単純に足すと48410頭。 申請のない猫を含む全100472頭の約5割弱。 申請した猫に限れば、約7割がTOP20の疾患で申請したようだ。 ▷ 手術や入院での申請は割と少ない? 対象の猫約10万頭に対し、 手術理由で件数1位は、歯周病/歯肉炎の439件、 入院理由で件数1位
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