渋い名脇役猫たち 20241126
野良猫たちを見ててまず最初に注目するのは人懐こい猫、あとは何らかの性格なり外見なりで特徴のある猫になりますけど、そんな中で付かず離れず、しかししっかりと野良の矜持を持って生きていたのが老猫一家の面々でした。その代表格だった黒キジ。というのも、黒キジは懐くでもなく付かず離れず。参瑚のような敵意を出す猫、阿修羅のように侵入してくる若造にはしっかりと睨みを利かす影の実力者でした。喧嘩の時の「マーオ!」という声はあげても、シャー!する姿を見たことがありません。この画像は、最期の遭遇の日となった時のものです。振り返れば、「最期に俺の写真を撮ってくれ」と言ってるかのよう。こちらは2013年8月末の最初に撮った黒キジ。この時は老猫一家の集会でした。左が母ちゃんの迷彩三毛、右は兄弟の老茶トラ。一方で、姉妹猫の栗白には首ったけ。他にも栗白や老ボスと何匹かいて、すごく仲のいい一家でした。ただし栗白と老茶トラはなぜか仲が悪く、老茶トラと黒キジは板挟みで右往左往してました。今だったら間違いなく保護してるであろう黒キジ。最期に遭遇した際に初めて身を寄せてきた時に感じたのは「栗白を頼む」という事でした。私自身、外の猫たちを可愛いと思う事はほとんどなくて、健康状態をまず見る他は「イイ顔してるな」「カッコいい面構えだな」みたいな事です。黒キジはその佇まいや馴れない感じから、人から個体識別はされる事はなかったかもし
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