落下シーンを編集してて、その光景をもっとも撮られた猫は誰か。それは国民的次男坊猫・時雉。常識猫にして落下王猫だったのでした。失礼しちゃうやい。おいらがひとりで落ちたのは一回だけやい。あとは全部あんちゃんのせいやい。当時の麿白の暴走へたくそ母性で何度もおっこちてたのでした。ぼくがちびの成長を見守り、そして手を差し伸べないといけないからね。差し伸べた結果突き落とすというシーンが結構ありました。また、成猫になってもソファでレスリングして一緒に落っこちるというのが何度か。あんちゃんのそばにいると落とされるやい。寝る時はとうちゃん側で寝るんだやい。こうして時雉は添い寝などを学習していきました。もちろん、撮れてないシーンでもたくさんおっこちてたと思います。その一瞬一瞬が、撮れて形になってるものが、今になって何物にもかえがたいものになっているのでした。
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