街の移り変わりと猫 20240929
猫絡みで色々な人と話してるとやはり共通するのは街から猫が減ったという事です。それは猫が多い地域にはTNRが一巡したのと、だいぶその活動が浸透したからではないかと思ってます。あとは世代的なもので、早くにTNRをするので個性の際立った名物猫が生まれづらいのではないかと思ってます。昔ならではの猫というと未去勢で、いわゆる顔デカな頑丈なオスが強い猫として君臨しますが、早くTNRするとそういう猫にはなりません。また、昔より子猫のうちに保護される事も多いので、以前よりは増えにくい環境にあります。それは活動もそうですが、活動の中でもここ10年程度でスマホや各種SNSがだいぶ浸透して里親を見つけやすい、保護した後に何とか人から人と繋がり家猫にしやすくなってるからですね。TNR活動だけではなく、猫の件で人がつながりやすくなったというのが大きな要因のように思います。私もまずSNSなどがなければ保護活動そのものに携われなかったと思います。これからでは猫が街から完全に消えるのかというと、おそらくそれはないと思ってて、ある時点からまた猫が増えるだろうと思ってます。それは高齢化で「ちゃんと猫を飼える」人口が減っている事、飼えなくなった猫が野良化する事は避けられないからです。また、保護活動に携わる人口もどうしても減っていきます。その時はまた猫のあり方そのものが昔や今とは全然違ったものになるんだろうと思ってます。
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