顔に傷持つ外道さん 「おぅ これから正面に見えてくるんが」 「この国一番の観光名所、リベンジの滝じゃ」外道さん 「昔々のその昔」 「どがぁにこまい籠にも入れると豪語する猫がおった」 「でも実は、どうしても入れん籠が1つだけあったんじゃ」 「そこである日、閃いたんじゃ」猫 「体全部を入れなくても」 「両手両足を入れて、縁に顎を乗せれば」 「立派に入ったことになるですぅ」外道さん 「と、自分勝手にルールを捻じ曲げてリベンジしたんじゃ」 「なんとか入れたが、しっぽは籠の外にでたままじゃったんじゃ」外道さん 「そのしっぽがいつしか滝になったのが」 「これから見るリベンジの滝っちゅうわけじゃ」 「お~、見えてきたでぇ」外道さん 「どうじゃ、立派じゃろう~」 「そうそう、儂の名前は『げどう』じゃぁなぃんじゃ」 「『がいどう』じゃ」 「ガイドの『がいどう』じゃ」 「・・・」 「笑え~~~!」
Source: まんちかん はじめました
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