野良猫の子育て拝見　20240505

今では50匹以上の子猫を育てて巣立たせてきましたが、野良猫の子育てというのはあまり見たことがありませんでした。その中で、希少にも子育てを見せてくれたのが2014年夏の白キジ母子。前のエントリーに書いたダンス教室前、マンション裏手の猫一家で、父猫のキジトラ4号、親族と思われる白キジ伯父も揃って子育てする珍しい一家でした。本来なら父猫は誰か解りませんけど、この手前のキジトラ4号の寄り添い方は間違いなく父猫の動き。TNRで一時は嫌われましたが、後ほど許してくれました。なんというか情に厚い猫でした。白キジ母は子猫3匹を育ててた訳ですが、わんぱく坊主のミニ1号（後にカツオと改名）、メスのミニ2号、成長が遅れてるミニ3号となかなか子育てに苦労しそうな3匹でした。そこで通いと観察をしつつミニ1号と3号をおもちゃで誘導して遊ばせていたら何日かして信頼してくれてたようで、目の前で子育てをみせてくれるようになりました。興味深かったのは狩りのとどめをちゃんと教えていたこと。ある時は鳥の死体を持ってきてミニ1号たちに与えたり、またある時は蝉を持ってきて与えていたり。住宅街でもちゃんとした母猫はここまでやるんだなと感心しました。野良猫の子育ては言って解らせるみたいな事はなく、普通に手加減しつつボッコボコに殴って転がして育てます。これも社会化期に重要な事で、子猫同士で学び、親猫から子猫への教育として非常に重要

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