重鎮猫が生きた季節 20230728
例年、7月というと猫の出来事が大きな展開を迎える時期です。去年は家庭内洪水、その前は子猫3兄弟Gキトゥンズのうち、命を危ぶんだ珀慧が突如成長に覚醒したのと縁あって里親様の元にお届けする事ができた時。そして2020年7月は、最強の重鎮猫・四護の本当の終末期が始まった時期でもありました。3月に預かり、猫エイズ猫白血病ダブル陽性、脾臓の腫瘍、重度の貧血と、何もしなければ余命2週間と言われてた四護。しかし、6月までは体重が増えて二回里帰りを果たしました。なぜそれができてたかというと、ちゃんと食餌をとれるようになったことと、薬をちゃんと飲めていたからでした。歯肉炎もあって直接投薬は絶対に拒んでた四護でしたが、投薬おやつで6月まで飲めてたものの、7月からはそれも拒むようになりました。食欲そのものが落ちており、何かを飲み込むのみしんどかったのだと思います。一方で、こうして身を預けてくる四護。釿汰のように膝に乗ったのは一度だけでしたが、こうして身を乗り出してくることは結構ありました。もし他猫と相部屋だったらこうした事もしなかったかなと。こういう中途半端に乗ってくることは何度かあったみたいです。なんだお前、豈は思いっきり膝上に座って降りないぞといっても、それは逆にプライドが許さなかったのか。とにかくプライドが高かった四護。こちらもそれを尊重しました。そんな四護が唯一弱気な顔をしたのが7月末のこと。病
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