猫は街の一部 20230424
私が猫を観察し始めたのが2013年、本格的に関わるようになったのが2014年の春から。ちょうど老朽化した街の家屋や建物が建て替えしたり新しい施設になったり、そして野良猫にTNRが普及しはじめた境目の時期でした。関わったもののなかなか手が届くことはなかった釿汰の弟猫・ブリクロ。彼らの住んでいた辺りも、古い家が壊されて新しい家が建ってました。釿汰がその古い家の屋根の上から登場したこともありました。その施設や家が生まれ変わっていくのは、外の猫の生活にも大いに影響があります。工事であったり、さらに密度が高まった家であったり。外の猫たちは古い家を好むように見てて感じてます。公園猫戦争の舞台になった公園も遊具や施設が新しくなり見違えました。釿汰とのお散歩の公園は区民会館の敷地だったので公園時代がなくなり新しく大きな建物になりました。モナさんを託された小さな公園の桜は、台風で倒されてしまいました。わずか10年でここまで変わるものなんだなと感じます。街はそこにあって変わらないものではありますが、ひとつの大きな生き物の中に人間や猫たちがいるような気がします。ちょうど老いた街が若い?ものに生まれ変わろうとしてて、縁あって我が家に来た猫もそれぞれに老いていて、それはあの街に老いた部分を託されたのかなと。そして若い街からは猫はほぼ姿を消してしまいました。「公園猫戦争」という猫社会のあれこれを動画にアップし
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