猫を撮る中で産まれるもの 20230417
今ではすっかり外の猫たちを撮らなくなりました。その代わり家にいる猫たちを撮っているわけで、それはかつて外で撮っていた猫たちです。でけえカメラで撮るのか。バシっとキメるぜ。夜の部屋なのになぜか瞳孔が細くなる釿汰。釿汰は外時代から多くの人に撮られていた猫ですね。こういう桜が散った公園を逆光で歩く猫の画像でも、街のアイドル猫であり、その街の移り変わりの過渡期で猫が多かった時代の最後の世代である釿汰…という背景が、ひとつひとつの画像にこめられています。撮っていく内に関係性が産まれ、猫もそれを理解してやがて縁ができて、そして今現在がある。それは私と猫だけでなく、地域の人たちとの関係性についても同様です。当アカウントをご覧の皆様にはただ猫が写ってるだけのものでも、それ以上の意味を読み取ってくれると思うのです。あの毎日散歩した外での日々があり、引っ越し後3年半経って我が家に来て撮られたこの釿汰の瞳や口元の表情ですね。内面から出ている釿汰の感情であったり、言外にある何か。釿汰もそうですが、「こいつはちょっと普通の猫ではない」と思える奴ほど、そういうものに敏感で汲むように思います。わたしが生きた証を最期まであなたが遺してください。なんとなく撮った四護の画像も、後々振り返るとそう言われてるような気がします。それは命を脅かす病を抱えて縁あって我が家に来た最期の日々、こういう目の画像など。こういう瞬間を撮
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