猫の見方が変わった時 20230122
2013年春頃から当時住んでいた街の猫たちの観察を始めるまで、猫に無縁の人生を送っていました。当然、茶トラ猫はオスが多いということも、三毛猫はほぼメスという事も知りませんでした。去勢と避妊の事も知らず、猫は人間社会の横で自由に勝手に生きてる動物だと思ってました。何度か猫溜まりに足を運んで写真や動画を撮ってるうちに猫たちもこちらの事を覚えたので、この猫たちは人懐こいんだなくらいな按配ではいたのですが、そんな猫に対しての見方が変わったのは何度かあって、それは縁ある猫たちにもたらされました。順番から言うと、やはり釿汰です。2014年2月の雪の後に縄張りの匂いが消えて兄弟で迷子になってたっぽい所、それとなく道案内をしたらそれ以降当時の家の周りにやたら来るようになり、「こっち来いよ、俺の縄張りに連れて行ってやるよ」みたいに誘導してきたのでした。ああこいつはあの日の事を恩義に感じてるんだなというのは伝わってきて、猫でもこういう「義理堅さ」という人間と同じ価値観を持つ生き物なんだなと見方を改めました。もちろんそれは個体差があって、釿汰は特にその後にも怪我した時に病院に連れて行って治療した事で更なる義理堅さを見せ、それが現在我が家で暮らしてるという事に繋がってるように思います。[youtube https://www.youtube.com/watch?v=dBzMYp9Owqc?feature=
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