最強皇帝猫、七回忌 20221006
今日は、ある住宅街で恐れられたボス猫だった黒皇の七回忌です。ボス猫というほど全くいかつくなく、ただ細身の体からのしゃがれた声と睨みだけで若い未去勢のオスもビビって逃げ出すという、まさに「最恐の皇帝猫」でした。世話人の話だと、元々は飼い猫で引っ越しの際に置いていかれて野良になったという出自で、その世話人も引っ越していなくなってしまいました。その時点で推定10歳過ぎと聞いてます。2016年春に腎不全でフラフラになっていた所を保護、我が家で最期の日々を過ごしました。人を愛した猫な一方で、他猫にはとにかく容赦がなかった黒皇。10歳過ぎで体重は3kgくらいでメスと間違うくらい細かったのになぜそんなに他猫が怖がったのか。黒皇に嫌われた猫はその縄張りにいられず、だいたいは追い出されていたようです。人間が大好きな一方で、とにかく療法食はたべないし腎不全の輸液や投薬は全力で拒むしでかなり難儀してました。当時は都内に2時間かけて通勤してて、黒皇に割く時間も十分にとれなかった事が大きかったと思いますし、やはり末期の猫に向かい合うには色々と足りなかったという反省があります。チャー坊を保護する前で、実質ひと部屋を黒皇にあげてたようなものですが、黒皇の我が家での記録がほとんどありません。今だったら黒皇への向かい方は全く違っていたと思います。当時は馬刺しをあげるなんて発想もなく。黒皇はそういえば魚が大好きでした
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