メスにはオスは勝てません 20220903
2014年から2016年に巡回して観察していた猫溜まりでは、猫同士の抗争が起きていました。当然、オス猫同士の縄張り争いがメインとなるわけですが、少なからずメス同士の争いも勃発していました。公園の女王猫・栗白。2014年春の終わり、初めてのTNRで世話人がすでに避妊してくれてたにも関わらず捕獲機に入ってしまい、獣医師の先生に「身体が大きいからオスかと思ったよ」と言われるほどの女偉丈夫でした。一方で、面倒見のよさや他猫への優しさも持ち合わせていて、多くのオス猫が栗白を頼りにしていました。その栗白と火花をちらしていたのが、オス猫に対しては最凶だった暴虐の猫・流れキジトラの連れ合いだった流れキジ嫁。身体は小さいのに流れキジトラをシバき回して公園に上陸させた恐怖の女帝猫でした。しかし、他の公園のオス猫には威嚇などをせずに興味を示さず、敵意を顕にしたのは栗白のみ。おんなの闘いが静かに起きていました。流れキジトラもオス猫には暴虐の限りを尽くしたものの、栗白には全く手が出せず。栗白がいたから、公園に茶トラ3兄弟等のオスが残ることができました。一方で、栗白と流れキジ嫁のにらみ合いが始まるととっとと逃げ出すオス猫たち。このオスたちだって歴戦の猛者で、それ故にメス同士のバトルはやばいと理解してたのかも知れません。オス猫同士とメス猫同士のバトルは異次元なようです。発情を抜きにした場合、メスはオスとの闘いを
コメント