絶滅って悪い事?
生物の歴史は進化と絶滅の繰り返し。りん 「みーうーみーうー」 「テレビでいってた 『ぜつめつ』 ってなんだみゃん?」恐竜とか動物園とかの番組で、これでもか、ってほど聞くな。みう 「むずかしいことをきくですぅ」 「みんないなくなることですぅ」随分大雑把な説明だな。りん相手なら仕方ないかもしれないが、誤解を生むぞ。りん 「みーうーもいなくなるみゃん?」 「かなしいみゃん」みう 「だからそんなことはきかないでほしいですぅ」と、悪い事扱いされることの多い 『絶滅』。絶滅っていう漢字の「それで終わり」ってイメージも悪いし絶滅に伴う種々の事柄への考察を阻んでる気がする。みうの説明は、隕石衝突みたいな天変地異とかによる絶滅だな。死滅って言い換えてもいいかもしれない。一方、環境変化に適応するように進化して、結果元の種が絶滅することも多い。絶滅種が使用していた生存領域が空き、空いた領域は別の種が利用する。利用できる生活領域が増えることは、進化の大きな原動力。絶滅の仕方がどうあれ、絶滅は「始まり」でもあるのだ。※ 6500万年前の恐竜を含む生物種の大量絶滅により、 その後哺乳類や恐竜の子孫である鳥類が繁栄し始める、という説。 ネアンデルタール人の絶滅は現生人類(ホモサピエンス)の勢力拡大に利したという説。 遥か昔にシアノバクテリアが始めた光合成による水中・大気中の酸素濃度の増大は、 当時の
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