猫を育てる 20211015
我が家に来た子猫が里親様の元に巣立った後、うちにいたときより性格が変わる事はそれほど珍しくありません。環境が大きく変わる、そしてまず我が家が相当特殊な環境だからです。いまであれば、基本は隔離部屋か猫部屋でのケージ、そこで接する人間は自分のみ、あとは自慢の子猫育成講師陣・ウチューネコチャンズ。自分はそこで、トイレや食餌、噛み癖の矯正や投薬の練習などを行い、遊びを兼ねた運動をします。そこから、一般のご家庭であれば接する人間は複数人に増え、だいたいは自由になって世界が広がり、コーチ役の猫はいなくなります。接する世界が違うと、やはり猫たちもそれに合わせます。麿白は保護してから一年間、世界の全てはほぼ自分のみでした。衰弱して保護されてから一年その期間があったので、麿白は麿白先生になっても根底にそれが残っており、現在の猫格形成をしています。時雉も元のおとなしい性格と多くの預かり子猫義兄弟の時間はありましたが、世界の全ては加減をしらない麿白と、ほどほどに甘えられる自分との日々でした。やはり現在の時雉を見てても、世界の全てが麿白と自分だった日々が根底にあります。うちでの日々は猫格形成の土台を耕す事が目的で、里親様の元でその個性や愛情を受ける能力が花開けばと思ってます。だから甘えられこそすれ、そのときにも手を怖がらないかとか撫でられてリラックスするかとかそういう事を考えて観察しつつ接してます。何度か
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