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過去のない猫たち 20211002

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我が家の猫たちは出自がはっきりしてる猫たちとそうでない猫たちがいます。出自がはっきりしてるのは、野良で生きていた猫たち。両親まで解っている時雉、かあちゃんが育ててる所で会った参瑚、住民の話により生まれと育ちが解っている釿汰とチャー坊。そして我が家の護り猫の弐醐、つよし、黒皇も同様です。彼らは、あの街の一部と思ってます。一方、出自が不明なのは突如あらわれて保護された猫たち。麿白先生、曉璘、翡文。普通に考えれば、前に飼われてて何らかの理由で外に放り出されてしまい、外でしんどい目に遭ってた所を保護されたという流れがまず順当です。ただ、麿白先生、曉璘、翡文は普通の元飼い猫にしては極めて珍妙。そういう過去はなく、何か妖精的な存在なのかなとたまーに感じることがあります。そして、護り猫組の出自が不明な四護と涼珠もやはりちょっと普通の猫ではなかったように思います。四護は、どうやらもう少し離れた場所で一族がいたらしいみたいな話は聞きましたが、地元の色々な人と接して話を聞いてるのに詳細がそれ以上解りません。釿汰とチャー坊が解るのに、なんで四護を詳しく知ってる人がいないのか。あんなインパクトの強い猫なのに。過去を感じさせる振る舞いをすることはあるし、それも「元飼い猫だったんだろうな」という前提にたってのものです。曉璘の悲しそうな顔と鳴き声、麿白先生と曉璘は病院などで「置いていかれる」と感じた時にこれ以上

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