あいつの為に肉を焼く 20210903
去年の今頃はお盆前に保護預かりしたみうちゃんの療養と家猫修行、そして終末期の四護のケアの日々でした。街に生きてた頃の四護。うちの護り猫になってもらってますけど、あいつの魂はあの街にあるようにも思います。8月に体重がどんどん落ちていき、便などの状態もよくなくなっていって9月に入りました。ただ、食欲はさほど落ちなかったのと、体重がまた少し増えたりと、9月は乗り切ってくれるかなと思って臨んでました。毎日、消炎剤とビタミン剤を入れた皮下輸液。四護はその歴戦ゆえか、首周りの毛皮が恐ろしく固くなってて、太めの針だと刺さらなかったのを思い出します。あとは、何なら食べるかというのの試行錯誤。一時期食べなかった馬刺しを最期の方で食べるようになり、ローストビーフも結構な頻度で焼いてました。エアコンが苦手、かつ感染症の関係でドアは開けられず、自分が部屋にずっといるのもなかなかしんどくて、一緒に寝るのも仮眠レベル。涼しい時期まで一緒に入られたら…というのはずっと語りかけてた記憶があります。画像は全部、9月に入ってのもの。この時点で、歩き回るくらいはできても定位置だったサンドバッグに登ることはもうできず、そして大抵はこうして横たわってました。今でも、ローストビーフを焼いたらまずは四護たちの前にお供えしてから、療養部屋のメンバーに振る舞います。最期に食いそびれおって。牛肉を焼くのは、自分にとって祈りに近い行為
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