ブラックホールは物体を飲み込めるのか?
例年なら、お盆でブログを読まれる方も減るだろう、なんだけど。今年はどうなるのか、予想もつかない。一応例年通りと予想して、今回の記事は、理系おじさんの愚考。興味のない方は、画像だけ眺めてください。さて、本文。タイトルの「ブラックホール(BH)」と言えば、何でも飲み込み、光すら脱出できないことで有名。これ以上近づくと光も出られないギリギリの境界は「事象の地平面」その半径は「シュワルツシルト半径」と呼ばれている。※ BHはアインシュタインの特殊相対性理論に登場し、 現在はその存在がほぼ確実視されているそうである。 事象の地平面は球面なので、その大きさは半径で指定できる。りん 「すべてのしせんをのみこむ くろいきゅうたいみゃん」BHの別の特徴である、物体を飲み込むというのは、映画とかの、BHに宇宙船等が吸い込まれるシーンの影響だろうか、「物体がBHの重力に掴まり、事象の地平面を越えてBHへ落ちていく」というイメージなんだが。ところが、Aが事象の地平面Sに近づくにつれ遠くから観察してる私たち観察者Bから見たAの時間が遅くなり、S上ではついにAの時間が止まる、という摩訶不思議な御宣託が、相対論から下されている。ここで相対論素人おじさんには疑問が1つ。『Bが見ているAの時間がS上で止まるなら、 AがSを越えてBHに飲み込まれるのを Bは永遠に見ることができないのでは?』つまり、BHがAを飲み込む
コメント