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悲しみの処し方 20210527

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猫と暮らすなら、必ず人間は看取ったり見送らねばなりません。愛情を注いだ猫であれば、当然ペットロスというものを体験します。その喪失感の程度は個人にもよりますが、共通して言えるのは「時間」と「作業」が必要になると感じてます。「作業」で有名なのは、同じ体験をした人たちで体験を語り合い、その悲しみを共有するもの等。ただ、これも向き不向きがあって、必ずしもそれが万人に向いているという訳でもありません。自分の場合は、最期を迎えたり看取った猫たちの記録が手元に残っていたのでそれを整理したり、動画にしたり。それがその喪失を受け入れる「作業」だったんですね。弐醐と黒皇に関してはうちにいるときのデータがほとんどなかったので、なかなかその作業ができませんでした。その反省も踏まえて、うちで終末期を過ごす猫たちのケアの記録は毎日撮っています。供養というのは、遺された人間がその喪失感を受け入れて自分のものにする行為だと思います。自分のものにならないうちはしんどい状態です。葬式、四十九日、三回忌等の周期は、その死を受け入れる先人たちの知恵とはよく言いますね。そして、それを受け入れる方法はひとそれぞれ。自分は人に話すと「これ言うんじゃなかったかな、もっとうまい言い方あったよな」と後でひとり反省会をしてしまうタイプなので、そういうのは向いておらず、手を動かすほうが向いてます。大人数で過ごすよりひとりや少人数が好きと

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