ぼくの隣で毛づくろい

ちょこっと白目を出してるぼくは、 ソファのクッションにもたれてウトウトしてます。 手前のグレーのもふもふは、 お目目がパカーッとしてるレオくんです。 ちょっぴり舌を出してかわいいですね。 そんなレオくんは黒い足をピーンと上げてお股のお手入れを始めます。 うちに来たばかりの頃は全然お手入れしない人だったんですが、やっとできるようになったんですね。 レオくん「………。」 どうしたのかな? レオくん「お股が臭かったです。」 そう言ってしょっぱい顔になったレオくんは、 お口直しするみたいに長い毛をぺ~ろぺろ。 見てたらぼくもつられて舌がんべぇっ! お手入れが済んだレオくんはぼくの後ろに来て、 背中のかほりを、ふんふん、ふんふん。 なんとなく気恥ずかしくなったぼくは、こんな顔してごまかしちゃうのでした。
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