真冬の春色
朝のひんやりした空気に背筋がシャキーンとしちゃう真冬の1月。 なにか「あったかアイテム」が欲しいかなと思ってたら、 お母様がさくらピンクの布を持ってきてくれました。 コロンママ「おせちを包んでた風呂敷ですよ。」 ぼくは白い手を風呂敷に乗せてみます。 それから体に掛けてもらいます。 コロンママ「なんだか春っぽくてあったかそうに見えますね。」 真冬だけど春色って気に入りました。 コロンママ「もうひとつ春色アイテムがあるんです。」 コロンママ「東北道の蓮田SAで買ってきた福島銘菓の『ままどおる』です。」 あっ、これ知ってます。 ピンクの風呂敷に黄色いままどおる。 じっくりすぎるほど見つめてから、 大きな口で袋かじりっぽいポーズをします。 (柔らかいものはかじるフリやはじっこだけなプロフェッショナル!) 袋から出した香ばしいままどおるを、ふんふん、ふんふん。 大好きなかほりに舌がL字に
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