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ピンクつながりで

スコティッシュフォールド
 パッカーンと咲いたピンクの芍薬(しゃくやく)の花。   花びらも蕊もいっぱいです。   ぼくはそっと顔を近づけて、ふんふん、ふんふん。 ほんのりかほりがするような、しないような。   芍薬を愛でたあとは、ピンク色の表紙の雑誌に右手を置きます。   これまたピンクの肉球たちを見せながら、背中のお手入れを開始です。   長ーいピンクの舌も見せちゃいましょうか。   グルグルグルグル! 必殺・猫ドリルでお手入れの終了を告げたら、   雑誌の上で寝ましょうか。   コロンママ「先週号の女性セブンもありますけどどうでしょう?」   なんだかすごく気になる記事があるような気もしますけど、   きょうのぼくは芍薬のピンク色からの流れを大切にしてるので、こっちの雑誌にしておきます。   ちょっとひんやりする雑誌を枕に、きょうはこのままおやすみなさいなのです。       &

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